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洗面所・脱衣所の役割、目的をまずは知ろう
まずは洗面所・脱衣所の役割や目的を説明します。洗面所・脱衣所で何をするかというと、主な役割は「洗面」「脱衣」「洗濯」です。その3つの役割は、下記のとおりです。
- 顔を洗う・歯を磨く・髪をセットする・髭を剃る、など身支度を整える洗面の場所
- お風呂に入るために服を脱いで入浴の準備をする場所。衣類を脱着する場所
- 洗濯機や下洗いをする洗濯の場所
お風呂に入るときに洋服を脱いで、そのまま洗濯機に入れる家族も多いことでしょう。また最近ではタオルや下着、予備の洗剤など置いておく、「収納」としての役割を担う部分も大きくなっています。さらに洗濯物を干して乾かすドライルームとして使用しているケースもあります。
洗面所・脱衣所の間取りを考える際のポイント
次に洗面所・脱衣所の間取りを考える際のポイントについて説明します。洗面所と脱衣所を分けずに洗面脱衣所として使われている間取りが多いと思いますが、明確に分けることで暮らしやすい間取りになります。洗面所や脱衣所にどれくらいの広さが必要なのか。家のどこに配置するのか。収納スペースは必要かどうか。必要ならどれくらいの広さが必要か。ということが間取りを考えるポイントになってくるでしょう。
広さはどのくらい?
洗面所・脱衣所はどのくらいの広さが必要なのでしょうか。洗面所と脱衣所を同じ空間にする場合は、最低1坪(2帖)は必要だと考えるとよいでしょう。洗面台とその隣に洗濯機を置く配置なら2帖程度必要になります。2帖あれば、洋服を脱ぐ際にもそこまで不自由はしないはずです。ただし、収納スペースを広めに確保したいということであれば3帖以上確保されることをおすすめします。
家のどこに配置する?
また家のどこに洗面所・脱衣所を配置するかということは、とても重要です。明るい場所に広い洗面所・脱衣所を配置したいと思うかもしれません。また生活する場を最優先に考え、洗面所・脱衣所は狭くて良い、と考えるかもしれません。それぞれが予算の中で大切にしたいことをライフスタイルに合わせて考えましょう。プライバシーの観点からも慎重に検討する必要があります。
収納場所に余裕をもたせる
洗面所・脱衣所は家族全員で使用する上に、様々な目的で使用するため、とても生活感が出やすい場所です。生活感をあまり出さず、清潔感を維持しやすいように収納場所には余裕を持たせましょう。洗濯機やタオル、下着やお風呂上がりに着る服、洗濯カゴなど設置する場所を事前によく考えてください。また収納においてはしっかりと隠して収納できるクローズ型の収納と、見せつつ収納するオープン型の収納があります。使い勝手を優先するのか、魅せる収納を目指すのか、自分たちのライフスタイルに合った収納方法も合わせて考える必要があります。収納したいと考えているものを具体的に考え、またその量も考えながら収納スペースを検討しましょう。
洗面所と脱衣所は分けるべき?
浴室や洗面所など水周りの距離が近いと建築費用を安く抑えることができるため、洗面所と脱衣所が同じ空間になっている間取りを見ることが多いと思います。果たして洗面所と脱衣所は分ける方が良いのか。使い勝手や費用の面からメリットとデメリットについて考えてみましょう。
洗面所と脱衣所を分けるメリット
洗面所と脱衣所を分けるメリットについて説明します。
1.洗面所と脱衣所を他の家族を気にせずに同時に使える。
他の家族が脱衣所で入浴の準備中でも、気を使わず洗面所を使用できます。朝の洗面台での身支度や朝風呂の時間帯が重なっても、使い勝手がよく時間を有効に使えます。スムーズに身支度できることで朝のストレスも軽減されるかもしれません。
2.収納に困らない
洗面所と脱衣所を分けることで、それぞれ使うものが違うため、収納スペースも別れることになります。そうすることでそれぞれの場所で収納しやすくなり、また使いやすさも向上します。タオルや下着、予備の洗剤、洗濯道具など生活感が出やすいものを効率よく収納することができるでしょう。
洗面所と脱衣所を分けるデメリット
次に洗面所と脱衣所を分けるデメリットについて説明します。洗面所と脱衣所を分けるとなると、それぞれ1.5帖以上の広さは確保したいところです。特に洗面所は洗濯機や洗濯カゴを置くと1帖ではとても狭くなってしまいます。そうすると、建物の面積を大きくする必要が出てくるため、費用が高くなってしまいます。建物の大きさが変えられないとなると、他の部屋の面積を削ることを考えなければなりません。つまり他の部屋の広さが犠牲になってしまうのです。また、洗面台で洗濯の下洗いをしている家庭では、洗面台と洗濯機の距離が長くなると、家事動線が悪くなります。その結果、家事効率が低下してしまいます。
分けなくても快適に使うためのアイディア
次に洗面所と脱衣所を分けなくても快適に使うためのアイディアを紹介します。まずは簡易の間仕切りとしてカーテンで洗面所と脱衣所の空間を仕切ってみてはいかがでしょうか。入浴時だけカーテンを閉めて脱衣所を使用すれば、役割を十分に果たすことができます。様々なデザインのものがありますので、好みに合わせて選ぶことができ、費用的にも安価で設置可能です。カーテンではなくロールスクリーンを使うことで、スッキリと収めることができますが、スクリーンと壁の間に少し隙間ができてしまう点に注意してください。もう一つのアイディアは、洗面台を洗面所とは違う場所にも配置することです。洗面台を2台設けることで、1台は洗面所・脱衣所にて使用し、もう1台はリビングや玄関の近くに設置することができます。そうすることで、来客時や入浴中には洗面所・脱衣所に入らずに洗面台を使用できます。また洗面台をお客様用として使用することで、生活感が溢れる脱衣所の空間を見られず、安心です。別の家族が洗面所・脱衣所を使用している時には別の洗面台を使用することで、効率的に身支度を整えることも可能です。
洗面所・脱衣所の間取り事例
ここでは、洗面所・脱衣所の様々な間取りの事例について紹介します。家族のライフスタイルに合わせていろいろな工夫が可能です。使い勝手や費用を考えながら、検討していきましょう。
洗面ボウルを2つにした洗面所
まずは洗面ボウルを2つにした洗面所の事例です。洗面ボウルを2つにすることで、2人が同時に身支度を行うことが可能です。特に家族の人数が多い、準備に時間のかかる女性が多い家族は洗面ボウルを2つにすると、毎朝混み合う洗面所を効率的に使えるようになります。合わせてカウンターを長くしたり、鏡は横長のものを使うか2つつけたりすることで、より多くの人数が横並びで使うことができます。化粧台として活用することも可能です。
動線にこだわった脱衣所
次に動線にこだわった脱衣所の事例を紹介します。それは洗面所と脱衣所、ユーティリティスペースを一緒にすることです。そうすることで家事動線が極めて短くなります。ひとつの空間で、身支度はもちろん洗濯やアイロン、片付けまで完結することで、家事を効率的に行うことが可能です。さらにキッチンやトイレを直線的に配置することで、より家事のしやすい動線になります。
洗面所・脱衣所を作る際の注意点
最後に、洗面所・脱衣所を作る際の注意点について説明します。使い勝手の良い・掃除のしやすい空間にするために大切なポイントです。具体的には、以下の3つについて解説します。
- 設備にもこだわる
- 床材や壁材
- コンセントの場所や数
設備にもこだわる
洗面所については、洗面ボウルや水栓の設備についてこだわることを検討してみましょう。既製品の洗面台であれば、大きな失敗は少ないですが、造作で進める場合には注意が必要です。洗面ボウルと水栓には相性のようなものがあり、組み合わせが悪いと水はねが起こりやすかったり、使い勝手が悪かったりします。洗面ボウルはある程度の深さが必要です。浅いと水はねがしやすくなるだけではなく、洗濯の汚れがひどい部分の揉み洗いをする際にも不向きとなります。水はねが原因でカビが生えたり、水垢が付いたりしますので、掃除のしやすさも重要です。お洒落なデザインだけではなく、洗面ボウルの深さと水栓の高さにも注意して検討することをおすすめします。
床材や壁材
洗面所・脱衣所の床材についてはフローリング、クッションフロア、タイルなどが多く使用されます。足ざわりの良さ、耐水性の高さ、安全性、滑りにくさ等、優先順位を考えながら検討することが大切です。
1.フローリング
フローリング材は本物の木を使用した無垢フローリングと化粧板など張り合わせたフロア材があります。湿気や水気の多い洗面所・脱衣所の床材に水に弱い無垢フローリングを使用することはあまりおすすめしません。床材にフローリングを使用したい方は無垢フローリングに比べて水に強くお手入れのしやすいフロア材の使用をおすすめします。
2.クッションフロア
クッションフロアとはCFシートとも呼ばれ、塩化ビニールシートを使用した床材です。緩衝材が含まれていて、柔らかい踏み心地が特徴です。また汚れが付きにくく、水にも強い点から洗面所・脱衣所の床材に多く使用されています。柔らかい素材で転んでも衝撃が小さいですので、子どもや高齢者がいる家族には特におすすめです。デザイン的にはタイル調、石目調、木目調など豊富なラインナップがありますので、好みのものを選ぶことができます。ただし水に濡れた時に滑りやすくなる素材もありますので、しっかりと素材を確認して検討して下さい。
3.タイル
タイルは高級感があり、耐久性と耐水性に優れた素材です。しかし、冷たく水に濡れると滑りやすくなります。硬い素材の為、転倒時などケガをするかもしれません。また見た目は本物のタイルと見間違う程の素材で、プラスチックタイルというものもあります。耐水性も高く、掃除をしやすい素材のため、高級感を求める方が洗面所や脱衣所の床材にプラスチックタイルを使用することが多いです。また壁材については湿気や汚れに強いクロス、デザインが特徴的なアクセントクロス、タイルなど好みに合わせて選ぶことができます。お手入れのしやすさを重要視される方には洗面台の周りの壁に水や汚れに強いキッチンパネルなど使用することもおすすめです。
コンセントの場所や数
コンセントの場所や数についてもしっかりと検討する必要があります。洗面所や脱衣所は実際に生活してみると、思ったより家電を多く使うという感想を持たれることが多い場所です。そのとき、コンセントの場所が悪いと使い勝手が悪い洗面所になってしまいます。実際の生活をイメージしながら、どのような家電を使うのか考えて、使いやすい高さや位置にコンセントを配置することが大切だといえます。
まとめ
注文住宅を建築する際に、洗面所や脱衣所の間取りや使い勝手がとても大切です。その家族ごとに使いやすさや勝手の良さ、優先順位は異なります。今回の記事では洗面所と脱衣所は分けた方がいいのかどうか、考えるポイントを書きました。本記事の内容を参考にしながら、設計者と打ち合わせしながら、家事がしやすく、家族みんなが快適に暮らせる理想的な洗面所・脱衣所を作っていくことが大切だといえるでしょう。まだどの会社で注文住宅を建築するかご検討中の方は、ぜひ色々な注文住宅会社の資料を取り寄せてみることをおすすめします。注文住宅はどの会社と付き合うかがとても大切ですので、各社の建築事例など見ながら慎重に比較検討されてみてください。
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