【無料】家づくりの専門家に相談する
中立的な立場からアドバイスをくれる専門家に相談しながら進めたい!
<PR>
サービス名 | 公式サイトURL |
LIFULL HOME’S【住まいの窓口】 | https://counter.homes.co.jp/ |
独身で家を建てるタイミングは?
家を建てるには、人それぞれの理由があります。まずは独身で家を建てようと思う人がどのようなタイミングで家を建てることが多いのか紹介します。
ライフスタイルの変化
独身で家を建てる人が増えてきた理由のひとつに、ライフスタイルの変化が挙げられます。昔に比べて晩婚化が進んでいる現在では40代での結婚も珍しくありません。この場合、結婚後に家を建てるとなると住宅ローンの返済期間が短くなり、月々の返済額も増えてしまいます。そうならないよう、独身であっても若いうちに家を建てようと思う人が増えているのです。もうひとつは、働いて安定した収入を得ている独身女性が増えたことが挙げられます。少し前までは「家は男性が建てるもの」「マイホームは結婚してから買うもの」と思われていましたが、最近は性別を問わず独身でも家を建てる人が増えてきました。
今後の結婚に備えて
「家を買ったら結婚できない」という都市伝説まであったように、これまでマイホームは家庭を持ってから買うものというイメージがありました。しかし今や、独身で住宅を購入した人のうちの半分以上が、その後結婚している時代です。家を買ったら結婚できないという話は、過去の話であることが分かります。現在パートナーがいる人はもちろん、いない人も今後の結婚に備えて家を建てる人が増えているのです。
金銭的に余裕ができた
役職について収入が増えた、起業して経営が軌道に乗ってきた、などのように金銭的に余裕ができたタイミングで家を建てようと思う人もいます。年収400万円以上になれば、住宅ローンの審査が通りやすくなるといわれることもあり、そのタイミングで購入を検討する人も少なくありません。参考:2019年度 フラット35利用者調査
老後に備えて
「高齢になると賃貸物件を借りられない」という話を聞いたことのある人も多いでしょう。高齢の独身者は、定期的な収入があるにもかかわらず賃貸物件の入居を断られるケースもあります。若いうちに家を建てておけば、将来の住まいについての心配がなくなり安心です。
独身で家を建てるメリット・デメリット
家を建てる独身の人が増えているとはいえ、実際に家を建てることにはメリット・デメリットがあります。それぞれを詳しく確認しましょう。
メリット
まずメリットから解説します。メリットは以下4点です。
- マイペースに生きられる
- 将来的な資産になる
- 自分の理想の家に住める
- 収納スペースが広くとれる
マイペースに生きられる
独身の人が家を建てるメリットのひとつめは、マイペースに生きられることです。マンションなどの集合住宅では隣や上下階の部屋の音が気になって眠れなかったり、仕事に集中できなかったりすることがあります。逆に自分の部屋の騒音に対し近くの部屋から苦情が来てトラブルに発展するなど、まわりの環境によって快適に生活できないこともあるでしょう。戸建住宅は、集合住宅に比べて周りの音が気になりません。自分の家の音も隣家に伝わりにくくなるため、のびのびと暮らせるでしょう。
将来的な資産になる
メリットのふたつめは、持ち家が将来的な資産になることです。住宅ローンの返済が終わったら、金銭の負担なく家に住めます。転勤など生活状況の変化で住めなくなった場合には賃貸に出すことや売却することも可能です。一戸建てと比べてマンションのほうが売却しやすいと思われがちですが、一概にそうとはいえません。マンションは管理規約で利用用途が限られますが、一戸建てにはそういった制限はありませんので買主が限定されず、事務所として使用することもできます。ただし建てた家を将来的な資産にするためには、いくつか注意が必要です。注意点については最後の章で詳しく解説します。
自分の理想の家に住める
メリットのみっつめは、自分の理想の家に住めることです。たとえば「趣味のドラムを楽しみたい」「ペットを飼いたい」「家庭菜園がしたい」という理想があっても、マンションだと実現が難しいこともあるでしょう。一戸建てなら、自分の理想を実現しやすいです。将来リフォームをしたいと思ったときも、管理組合の承認が必要なマンションと比べて自由に増改築できるからです。
収納スペースが広くとれる
メリットのよっつめは、収納スペースを広くとれることです。趣味や仕事で荷物が多く収納スペースに困っている人も、一戸建てならその問題を解決できます。自転車やアウトドアグッズ、スノーボードなどといった大きな荷物のために、専用の収納部屋を作ることもできるでしょう。
デメリット
これらのメリットがある一方、独身の人が家を建てることにはデメリットもあります。デメリットも以下4つです。詳しく説明します。
- 住み替えのハードルが上がる
- メンテナンス費用や手間がかかる
- 防犯性が劣る
- 近所世帯とのつながりが強い
住み替えのハードルが上がる
デメリットのひとつめは、住み替えのハードルが高い点です。ご近所トラブルや環境の変化などで引っ越したいと思っても、そう簡単に売却や買い替えはできません。売却益だけでは住宅ローンが完済できないケースも少なくないからです。そのときは手持ち資金を捻出する必要があります。このデメリットについては、将来の資産価値を考えて家を建てることで軽減されるでしょう。詳しくは最後の章で解説します。
メンテナンス費用や手間がかかる
デメリットのふたつめは、メンテナンス費用がかかることです。できるだけ長く快適に暮らすためには、こまめなメンテナンスやリフォームが欠かせません。そのための費用は、約30年で400万円〜500万円くらいといわれています。メンテナンス費用のほかにも、固定資産税や都市計画税も必要です。メンテナンス費用や税金の支払いのために、計画的に貯金をしておく必要があります。費用だけでなく手間もかかります。マンションのように管理会社や管理人がいないため、庭の手入れや家の修繕などすべて自分で対応しなければなりません。
防犯性が劣る
デメリットのみっつめは、集合住宅に比べて防犯性が劣ることです。ホームセキュリティが普及してきたとはいうものの、オートロックや防犯カメラ、管理人室などセキュリティが充実しているマンションに比べて、一戸建ては防犯性に劣ります。
近所世帯とのつながりが強い
デメリットのよっつめは、プライバシーが確保された独立性の高いマンションと比べて、地域とのつながりが強いことです。ご近所付き合いの例としては、地区の定期的な集会や当番制の役員に選ばれるなどが挙げられます。
独身でも住宅ローンの審査は通る?
家を建てる際に気になるのが住宅ローンの審査でしょう。結論からいうと、独身の人でも住宅ローンを組むことは可能です。かつてはカップルやファミリー向けと考えられていた住宅ローンですが、審査基準に既婚者と独身者の違いはありません。独身かどうかよりも重視されるのは「年齢や勤続年数」「返済負担率」「個人の信用情報(クレジットカード情報など)」です。これら住宅ローンの審査について詳しく説明します。
審査の流れ
住宅ローンの審査の流れは次のとおりです。
- 事前審査
- 結果連絡
- 本審査(正式審査)の申し込み
- 結果の連絡
- 契約手続き
- 融資実行
住宅ローンの審査は、事前審査と本審査の2段階に分かれています。事前審査では、本人の返済能力などを調査したうえで融資が可能か確認します。本審査では事前審査よりも細かく審査が行われるため、提出する書類も多くなります。事前審査の申し込みから結果が出るまでにかかる期間は約1週間、正式審査の申し込みから融資の実行までは2~3週間程度です。
審査のポイント
国土交通省の「令和元年度民間住宅ローンの実態に関する調査結果報告書」によると、「融資を行う際に考慮する項目」の第一位は「完済時の年齢」で、第二位は「健康状態」です。住宅ローンを借りる際にはほとんどの場合が団体信用生命保険に加入しなければなりませんので、健康状態に問題のある人はそもそもローンを借りられません。以下より大事なポイントをいくつか解説します。
年齢や勤続年数
国土交通省の調査結果でも「完済時年齢」が重視されていたように、完済時の年齢が80歳未満であることが大きなポイントです。借入時の年齢が若すぎると審査が厳しくなるといわれることもありますが、収入が安定していれば20代でも十分に住宅ローンを組むことはできます。年齢が若いということよりも、転職したばかりで勤続年数が短い場合や、固定給ではなく歩合給である場合のほうが審査は難しくなるようです。勤続年数は3年以上が基本といわれています。
返済負担率
住宅ローンの審査では、年収の額よりも返済負担率が重視されます。返済負担率とは、利息を含めた年間返済額が年収に占める割合のことです。この基準は金融機関によって違いますが、おおむね30%〜35%以下であれば返済に問題がないといわれています。金利は、実際の金利よりも高い審査金利(3%〜4%)で計算されます。いくら年収が高くても、借り入れ希望額が返済負担率を超えている場合、承認はされないということです。返済負担率は車のローンや奨学金・消費者金融の利用・クレジットカードの利用額など、住宅ローン以外の借入の残高も含めて計算されることに注意しましょう。スマートフォンの端末代を分割で支払っている場合も、借入として扱われます。
個人信用情報
もうひとつの重要な審査基準は「個人信用情報」です。いままでの借入や支払いの状況、クレジットカードの利用履歴などを信用情報といいます。金融機関は信用情報をもとに、返済に延滞がないかをチェックします。たとえばクレジットカードの引落としなどが一定期間以上遅れると、信用情報に「異動」と記載されます。異動の記録がついていると審査は通りません。異動記録は支払いから5年の間は消滅しませんので、この間は住宅ローンの借り入れができないということになります。あとは事前審査が通ったからといって、安心してはいけません。もし事前審査と本審査の間に新たな借入を起こしたり、クレジットカードで延滞したりした場合、本審査に影響する恐れがあります。
既婚者との違いはあるか
独身者と既婚者で審査の基準に違いはありません。既婚者との違いをあえて挙げるとすれば団体信用生命保険でしょうか。通常住宅ローンを組む際には、団体信用生命保険に加入しなければなりません。万が一ローン契約者が死亡した場合は、死亡時点でローンの元利金が一括返済され、家は相続人が相続します。既婚者の場合は妻や子どもが相続人になりますが、独身の人の場合は両親、両親がいない場合は兄弟姉妹が相続人になります。
独身で家を建てる際の注意点
ここまで、独身で家を建てるタイミングやメリット・デメリット、住宅ローンの審査基準について説明してきました。最後にこれらを踏まえて、独身で家を建てる際の注意点について説明します。
将来的な資産価値も考える
独身の人が家を建てることのメリットのひとつは「将来的な資産になること」だと説明しました。一方で家の資産価値が低かった場合は、賃貸や売却の際に困る点がデメリットです。そのため、家を建てる際には将来的な資産価値を考える必要があります。将来にわたって価格の落ちにくい、資産価値の高い家にするためには次のような点を意識しましょう。
- 立地や環境がよいこと
- 建物の状態がよいこと
- 管理状態がよいこと
交通の便や駅からの距離、生活の利便性などは資産価値を左右する大きなポイントです。家を建てるエリア・土地選びは慎重に行いましょう。建物の耐震性や断熱性、バリアフリーかどうかといった建物の状態も資産価値を左右します。また、家は経年劣化します。修繕計画を立てメンテナンスをして管理状態を良好に保ちましょう。
ライフスタイルの変化も考慮しておく
結婚や家族が増えるなどしたときに家をどうするかも考えておきましょう。ライフスタイルの変化に対応できるよう、リフォームしやすい家を建てるのもよいでしょう。転勤などで住み替えが必要になった場合、賃貸に出すか売却するかも考えておくことが重要です。
無理のない返済計画にする
独身で家を持つことの大きな不安点はローンを支払い続けられるのかということかもしれません。将来、病気や親の介護、結婚や出産によって、将来収入が大きく減ってしまう可能性もあります。そのような場合にもローンを払い続けられるよう、たとえば毎月の貯金を繰り上げ返済に回して60歳までにはローンを完済するなど、長期にわたる計画を立てておくことが必要です。大きな病気で働けなくなった場合に備えて「団体信用生命保険」に8大疾病保障などの保障を付けてもよいでしょう。団体信用生命保険には死亡や高度障害に加えガンや三大疾病と診断されたら住宅ローン残高が0円になる商品や、8大疾病などにより就業不能状態が続いた場合に住宅ローン残高が0円になる商品があります。病気になって収入が減少してもローン家賃の支払いの心配がないため安心です。ただし、通常の住宅ローンに比べて金利は高いというデメリットもありますので詳しくはローン担当者に確認しましょう。
まとめ
家を建てることは、人生のなかでも大きな買い物のひとつです。独身でも家を建てる人は増えていますので、この記事でメリット・デメリットや注意点を確認し、自身の生活を豊かにする方法の一つとして、一戸建てを考えてみてはいかがでしょうか。
【無料】家づくりの専門家に相談する
中立的な立場からアドバイスをくれる専門家に相談しながら進めたい!
- 無料で利用可能なので、気軽に相談が出来る!
- 運営会社は東証プライム上場『株式会社LIFULL』であんしん!
- 一人ひとりの理想を見つける・叶える条件整理をサポート!
- 住まい選び・家づくり・資金計画などの不安を解消してくれる!
- あなたに合った不動産会社や施工会社に出会える!
- 不動産会社とのスケジュール調整やお断りなど面倒な事は任せられる!
<PR>
サービス名 | 公式サイトURL |
LIFULL HOME’S【住まいの窓口】 | https://counter.homes.co.jp/ |
注文住宅を建築するときは、ハウスメーカーと工務店に依頼することが多いです。しかし、ハウスメーカーと工務店の違いや、それぞれのメリット・デメリットが良く分からないという人も多いでしょう。そこでこの記事では、ハウスメーカーと工務店の概要、およびそれぞれのメリット・デメリットについて解説していきます。現在注文住宅の建築を検討しているものの、ハウスメーカーと工務店のついて良く分からない…という人はぜひチェ […]
「注文住宅を建てると、選べるオプションが多すぎて、なにを選べばいいのか悩んでしまう」という声をよく耳にします。たしかに選択肢が多すぎるとなかなか選びきれませんし、ハウスメーカーごとに選べるオプションが異なるのも、混乱する原因となっているようです。そこでこの記事では、オプションを選ぶ基本的な考え方と、代表的なオプションの特徴や大まかな費用を一気に26点ご紹介していきます。 目次 1 注文住宅のオプシ […]
昔は日本の注文住宅には必ず和室がありましたが、最近では和室のない家も増えています。しかし、後からやっぱり和室をつくればよかった…という声があるのも事実です。そこでこの記事では、和室の必要性について、詳しく解説していきます。具体的には、和室のメリット・デメリットや和室の間取り、和室をつくる際のポイントなどをご紹介します。和室をつくるかどうかで悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。 目次 1 注文住 […]
注文住宅を建てたいけど、預貯金をある程度残すために土地代や建物の費用を住宅ローンで賄いたいと思っている人も多いと思います。注文住宅は一千万円単位の商品なので、このように思うのも無理はありません。この記事では、注文住宅の費用が掛かるタイミング、注文住宅での住宅ローンの組み方、注文住宅のローンを組むときの注意点について解説します。この記事を読むことで、はじめて注文住宅の住宅ローンを組む人でも、預貯金を […]
注文住宅を建てる際には、どうしても間取りやインテリアに目が向きがちです。しかし、実はそれ以上に重要なのが「アフターサービス」になります。というのも、アフターサービスは注文住宅に長く住む上で欠かせない要素だからです。そこで今回は、4点について詳しく解説していきます。「アフターサービスの重要性」「注文住宅のアフターサービス内容」「工務店とハウスメーカーの違い」「アフターサービスの比較方法」。注文住宅を […]