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リビングを考える手順と考えるべきポイント
この章では、リビングを考える手順と考えるべきポイントについて解説していきます。注文住宅のリビングを考える際の基本になりますので、頭に入れておきましょう。
リビングを考える際の手順
リビングを考える際の手順は以下の通りです。
- 希望の条件とイメージをまとめ優先度をつける
- カタログで事例を見てイメージを固める
- 建築会社の担当者とすり合わせていく
要は自分の理想のリビングを具体的にしていくということです。詳しく解説します。
希望の条件・イメージをまとめ、優先度をつける
まずは、希望の条件・イメージを持つようにしましょう。この時点でのイメージは、ざっくりとしたイメージで良いです。どんな家具を置きたいか?明るい雰囲気が良いのか、シックな雰囲気が良いのか?キッチンはどんな形が良いのか?などを何となく頭に思い描きます。そして、自分が希望するリビングのイメージができれば、優先度をつけていくという流れです。というのも、自分の希望がすべて通れば良いですが、予算や設計の都合で希望が通らないこともあります。そのため、自分の中で絶対にゆずれない部分や、譲っても良い部分の優先度を決めていくことが大切です。
カタログで事例を見て、さらにイメージを固める
次にカタログで事例を見て、さらに具体的なイメージを固めていきましょう。やはり頭で考えるだけだと限界があります。一方、写真などのビジュアルがあれば、住んだときのイメージができるのでカタログで事例を確認するのは必須です。建築会社のカタログにはリビングのイメージ写真も載っています。また、ハウスメーカーによって特徴が出てくるので、自分の希望に合ったハウスメーカーが分かってくるでしょう。
建築会社の担当者とすり合わせていく
カタログを見てより具体的なイメージを作ることができたら、今度は建築会社の担当者とすり合わせをしていきます。建築会社の担当者は、それこそリビングを含めた「建築のプロ」です。自分が気づいていない潜在的なニーズを発見してくれることもありますので、遠慮なく納得いくまで相談するようにしましょう。
考える際のポイント
リビングについて考える際のポイントは人によって違いますが、代表的な考えるべきポイントは以下のようになります。
- 広さ
- 収納
- 間取り
- 内装
- 動線
- 採光
- 通風
- 断熱性
上記8つの要素からリビングを考えれば、抜け・漏れなく考えることができます。どの要素もリビングで快適に過ごすためには必須の要素です。次章以降で、特に重要な広さ・動線・収納・内装について解説していくので、リビングを考える上で参考にしてください。
リビングの間取りの考え方
この章では、リビングの間取りの考え方について解説していきます。間取りを考えるポイントは以下2点です。
- 生活動線から考える
- リビングの使い方、機能から考える
それぞれ詳しく解説していきます。
生活動線から考える
まずは生活動線から考えましょう。特にダイニングやキッチンとの関係は、リビングの間取りを考える上で非常に重要になりますというのも、ダイニングやキッチンとリビングを一緒にするのか、別々にするのかによって大きく生活導線は変わるからです。たとえば、ダイニング・キッチン・リビングを一緒にする場合、食事をする際に移動が楽です。ただ、料理をしているときの匂いがリビングに蔓延してしまうデメリットもあります。一方、ダイニング・キッチン・リビングを分ける場合、食事をする際の移動は面倒です。しかし、キッチンの匂いがリビングまで漏れる心配は少ないでしょう。このように、リビングの配置は生活動線に大きな影響を与えるので、その点も加味した上でリビングを考えなければいけません。
リビングの使い方・機能から考える
リビングの間取りを考える際、リビングの使い方や機能について考えることも非常に重要です。リビングの使い方は、以下のように人によって異なります。
- くつろぐ場所に使う
- 仕事をする場所に使う
- お客さんを呼ぶ場所に使う
- 子供が勉強する場として使う
たとえば、よくお客さんを呼ぶ場所として使うのであれば、キッチンとリビングは離した方が良いでしょう。なぜなら、キッチンとリビングを離すことで料理の匂いも漏れませんし、キッチンが散らかっていてもお客さんに見られないからです。一方、子供が勉強する場としてリビングを使うのであれば、目が届くようにリビング・ダイニング・キッチンは一体型の方が良いでしょう。このように、リビングの使い方・機能を考えることでもリビングの間取りは変わってきます。
リビングの広さはどのくらいが良い?
次に、リビングの広さについて解説します。リビングの間取りを考える上では、ライフスタイルに合った広さが重要です。というのも、広さが合っていなければ使いにくいリビングになってしまうからです。この章では、リビングの広さの決め方について詳しく解説します。
広さの決め方
リビング・ダイニングの広さの目安は、居室が1部屋の場合は8帖、居室が2部屋以上の場合は10帖以上が良いと言われています。あくまで目安ではありますが、夫婦+子供2人の家庭の場合、リビングは14帖程度を希望する方が多いです。とはいえ、リビングの理想の広さは人によって異なるので、上述した「リビングの使い方」などを加味した上で選びましょう。また、展示場などに足を運び、広さを実感してみるとイメージが湧くと思います。
広ければ良いわけではない
この記事を読んでいる人の中には、「リビングは広ければ広いほど良い」と思っている人もいるかもしれません。確かに、広いリビングの方が開放感はある上に、採光や通風面でも大きなメリットがあります。しかし、リビングが広すぎることで以下のようなデメリットもあるのです。
- 大きな家具を配置しないとアンバランスになる
- 落ち着かないスペースになる
- 冷暖房の効率が悪い
一般的には15帖くらいの広さが良いといわれています。ただ、大事なことは「広ければ広いほど良い」と考えるのではなく、自分にとって必要な広さは何帖なのか?を考えることです。そのためには上述した「リビングの使い方」などを考え、カタログや展示場で鮮明にイメージしておくことが重要です。
リビング収納の考え方
リビングを考える際は収納も重要になります。しかし、リビングは家族が集まるところなので、一般的に収納できる場所が少ないのも事実です。とはいえ、リビングにはテレビやエアコンのリモコン・新聞や雑誌・子どもの玩具など、さまざまなものを置いておく必要があります。そのため、リビングの収納については以下2種類あることを知っておきましょう。
- 見せる収納
- 隠す収納
詳しく解説していきます。
見せる収納
見せる収納とはその名の通り、隠さずに見せていく収納になります。棚やテレビボードなどを使えば「見せる収納」にすることも可能です。たとえば、本や雑誌を綺麗に並べることでオシャレな雰囲気を出すことができます。また、テレビボードの棚部分にところどころインテリアを置いても、オシャレな収納になります。リビングに「見せる収納」をつくることで、収納の役割を持たせつつオシャレな雰囲気を演出することも可能です。
隠す収納
隠す収納とは、引き出しやラックなど「モノを隠す収納」のことを指します。たとえば、テレビの背面に引き戸付きの収納をつくるとします。その収納には棚があるので、本や雑誌などを置いておくことが可能です。仮に、お客さんが来たときに棚が散らかっていれば、引き戸を閉めることで「隠す収納」になります。また、ソファーの下に引き出し式の収納があったり、扉が付いているタイプのテレビボードだったりと、隠す収納は収納力も重要です。リビングは人が集まる場所だからこそ、見せる収納と隠す収納をバランス良く配置しましょう。
注文住宅のリビングを考える際のポイントや注意点
この章では、注文住宅のリビングを考える際のポイント・注意点である以下について解説します。
- コンセントの配置と数
- おしゃれにするコツ
- それぞれのスタイルのデメリットも確認する
コンセントの配置と数
注文住宅のリビングを考える際、コンセントの配置や数は非常に重要です。特にリビングは、テレビやDVDプレーヤー・Wi-Fiなど色々な電化製品を使います。そのため、コンセントの数が少なすぎると、思った場所に家電を配置できない可能性があります。そのようなことにならないよう、まずはリビングの家具配置を確定させましょう。その際は、できれば模様替えも想定した方が良いです。その家具配置に合わせてコンセントの位置と数を決めれば、コンセントが少なくなるというリスクは避けられます。
おしゃれにするコツ
リビングをおしゃれにするコツは照明・内装という2点です。たとえば、普通の照明だけでなく間接照明を使うとおしゃれな空間を演出できます。ほかにも、ダウンライトだけのスポットを作ることで、おしゃれな雰囲気を演出できます。ただ、ダウンライトだけの場合は光量が少なくなるので、シーリングと組み合わせて配置した方が良いです。また、たとえば壁の一部をエコカラット(タイル調の壁紙)やアクセントクロスにするだけでも、おしゃれな空間を演出できます。内装は、壁・床という大きな「面」を変更できるので、部屋の雰囲気はガラッと変わります。だからこそ失敗できないので、カタログを見てイメージを固めた上で、建築会社の担当者と相談した方が良いでしょう。
それぞれのスタイルのデメリットも確認する
リビングにはさまざまなスタイルがあります。それぞれのスタイルには当然メリットがあるものの、デメリットもあるので注意が必要です。ここでは、以下のデメリットを解説していきます。
- 吹き抜けリビング
- リビング階段
- 2階リビング
上記3点は人気のスタイルではありますが、デメリットも認識した上で採用するかどうか判断しましょう。
吹き抜けリビング
吹き抜けリビングには、「開放感がある」「太陽の光が入るので明るい」というメリットがあります。しかし、一方で吹き抜けリビングには以下のデメリットもあります。
- 冷暖房効率が悪くなる
- 床面積が減る
- 掃除がしにくい
特に、「吹き抜け」にした部分の床面積は減るので、ある程度広い注文住宅でないと実現は難しいでしょう。上記のデメリットも認識した上で、吹き抜けリビングを作るかどうか判断することをおすすめします。
リビング階段
リビング階段は、リビングが広く見えるというメリットがあります。また、リビングを通って階段を昇る必要があるので、家族とのコミュニケーションが増えるというメリットもあります。一方、以下のデメリットがあるので注意が必要です。
- 匂いや音が広がりやすい
- 冷暖房効率が悪い
- プライバシーを確保しにくい
上記のデメリットとメリットを比較して、どちらを優先すべきか?を考えて判断することが重要です。たとえば、リビングの開放感を最優先するならリビング階段は採用した方が良いでしょう。一方、プライバシーの確保や冷暖房効率を重視するなら、リビング階段は採用しない方が良いです。このように、メリット・デメリットの両方を認識して、比較することが重要になります。
2階リビング
2階にリビングを置くことで、「陽当たりが良くなる」「プライシーを守れる」「屋根の形状によっては天井を高くできる」というメリットがあります。一方、2階リビングにするデメリットは以下の通りです。
- 夏場は暑くなりやすい
- 階段の上り下りが大変
- 来客時に移動が大変
こちらも前項までと同様、メリット・デメリットをきちんと認識した上で、採用するかどうか判断しましょう。
注文住宅は自分の好みのリビングをつくれる
今回は、注文住宅でリビングを作る際のポイントや注意点について解説しました。当たり前ですが、注文住宅を建築するときは建売住宅を購入するときに比べて、自分の好みに合ったリビングを作ることができます。しかし、だからこそ難しい部分もあります。そのため、今回解説した点を認識した上で、リビングの広さ・位置・仕様などを考えましょう。まずは自分の理想のリビングを描く必要があるので、カタログを取り寄せてビジュアルで確認した方が良いです。その上で、上述した点を意識しつつ建築会社と相談して、自分の理想のリビングを間取りに落としていきましょう。
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