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注文住宅を建てる施工会社の種類
注文住宅を建てる施工会社の種類は、大きく分けて以下4種類あります。
- ハウスメーカー
- 工務店
- ビルダー
- 設計事務所
以下より、それぞれの概要と特徴を解説していきます。
ハウスメーカー
ハウスメーカーとは「住宅メーカー」とも呼ばれ、住宅の建築や販売を行っている会社全般を指します。ハウスメーカーの特徴は、主な住宅部材や設備を工場で生産して、ハウスメーカーごとに決められた工法で建築するという点です。つまり注文住宅を発注してから建築するまでの流れが、ある程度システム化されているということです。また、一般的なハウスメーカーはモデルハウスを公開していています。そのモデルハウスを見学してもらうことで、自社の家をアピールするというわけです。言い換えると、モデルハウスに足を運んだ人が「このハウスメーカーに家を建築して欲しい」と思えば、そのハウスメーカーに注文住宅を発注するということです。
工務店
工務店は大きく分けて以下3種類に分かれます。
- 自社に大工がいる
- 施工は外注する
- フランチャイズに加盟している
いずれにしろ、工務店はハウスメーカーよりも小規模で、イメージとしては「街の大工さん」というイメージでしょう。工務店は全国展開しているわけではなく、基本的に地域密着型の会社です。また、ハウスメーカーより小規模なのでモデルハウスを公開していない会社も多いです。ただ、モデルハウスを公開しない代わりに、実際に建築した家で「完成見学会」などのイベントを行い、自社で建築した家をアピールします。
ビルダー
ビルダーとは、ハウスメーカーほどの規模はないものの、工務店よりは規模が大きい建築会社です。1~3都道府県程度を対象エリアにしているビルダーが多いでしょう。ビルダーの中でも規模が大きい会社は、ローカルを中心に自社広告を積極的に行います。そのため、地域によっては大手ハウスメーカーよりも有名なビルダーもあるほどです。ビルダーにもよりますが、ハウスメーカーや工務店よりは「質」よりも「安さ」にこだわっていることが多いです。
設計事務所
設計事務所は、ゼロから内観や外観を設計する会社です。もちろんハウスメーカーや工務店なども、注文住宅なら建築主の意向をある程度組んでくれます。しかし、特にハウスメーカーは建築部材や設備が規格化されているため、どうしても建築主の要望を聞けないこともあるのです。一方、設計事務所は設計上無理がなければ、基本的に建築主の要望を全て受け入れて設計してくれます。そのため、より建物にこだわりを持っている人は設計事務所に注文住宅を依頼します。ただし、設計事務所は実際に建物を建築できないため、作成した設計図を基に工務店などに建築を依頼するという流れです。また、設計事務所は設計料が高いため、今回紹介した4つの施工会社の中では最も金額が高くなりやすいでしょう。ここまでで、ハウスメーカー・工務店・ビルダー・設計事務所の概要や特徴が分かったと思います。
ハウスメーカーと工務店、それぞれのメリット・デメリット
次に、ハウスメーカーと工務店のメリット・デメリットを解説します。なぜハウスメーカーと工務店の2種類だけかというと、前項の4種類の中ではハウスメーカーと工務店に依頼する人が多いからです。
ハウスメーカー
ハウスメーカーのメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
ハウスメーカーの最も大きなメリットは、モデルハウスがあるという点です。モデルハウスがあることで実物を見られるため、完成後のイメージが湧きやすいというメリットがあります。また、パンフレットなどの資料も充実しているため、たとえば「耐震」や「断熱」など目に見えない部分も理解しやすいです。さらに、上述したようにハウスメーカーは工場で建築部材をつくるので、全国どこでも品質が安定している点もメリットといえます。ほかにも、ハウスメーカーは大規模な会社が多いため、営業・現場・アフターサービスなどがワンストップです。そのため、建築主もストレスなくやり取りすることができる上に、ノウハウが蓄積される点も安心感があるでしょう。
デメリット
一方、ハウスメーカーのデメリットはデザインや仕様・設備はやや制限が厳しい点です。というのも、工場で建築部材をまとめて生産する分、ある程度ハウスメーカーごとに規格化されているからです。完全オーダーメイドが可能な場合もありますが、そうなると割高になります。また、ハウスメーカーだと工場でパーツを作って現場で組み立てるというパターンもあります。その場合、建築途中の変更が不可能な場合が多いため、フレキシブルな対応ができない点もデメリットといえるでしょう。
工務店
工務店のメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
工務店のメリットは、設計の自由度が比較的高い点です。というのも、工務店はハウスメーカーほど建築部材や設備・仕様が規格化されていないため、設計や設備・仕様の自由度が高いのです。また、地域密着型の工務店が多いため、そのエリアの気候や風土に適した工法が提案できる点もメリットといえます。さらに、工務店は小規模なので大規模なハウスメーカーよりも融通が利きます。そのため、急な変更などにも対応してくれやすい点もメリットです。
デメリット
一方、工務店は規格化されていないため、工務店によって技術力や設計力が異なる点はデメリットといえます。つまり、工務店選びはハウスメーカーよりも、さらに慎重に行う必要があるということです。また、ハウスメーカーよりは会社規模が小さいため、モデルハウスやパンフレットなどの資料も少ないです。そのため、その工務店がどのような工法でどのような家を建築するのかという材料が少ない点はデメリットといえます。そして、小規模な工務店の場合には人手が少ないため、連絡がつきにくいこともあるでしょう。その点も工務店のデメリットになります。この章では、ハウスメーカーと工務店それぞれのメリット・デメリットが分かったと思います。
ハウスメーカーと工務店どんな人に向いている?
次に、ハウスメーカーと工務店はそれぞれどのような人に向いているか?について解説します。簡単にいうと、安く・自由度の高い注文住宅を建築したい場合は工務店が良いでしょう。一方、早く・安全に注文住宅を建築したい場合はハウスメーカーが良いでしょう。以下より詳しく解説していきます。
とにかく安く建てたい
まず、注文住宅をとにかく安く建てたい人は工務店に依頼することをおすすめします。工務店は地域密着型なので、ハウスメーカーほど広告を打つ必要がありません。つまり、ハウスメーカーより広告費用は抑えられるため、建築価格の中で「広告費用」が占める割合は小さいので比較的安価です。一方、ハウスメーカーはテレビCMやチラシなどの広告活動を大々的に展開します。そのため、建築費用のうち広告費用が占める割合が大きくなるので、工務店より価格が高くなりやすいのです。
自由度の高い家を建てたい
次に、自由度の高い家を建てたい場合も工務店が良いでしょう。上述したように、工務店は規格化されていないため、ある程度は建築主の意向を汲んでくれます。一方、ハウスメーカーは規格化されているので、やや制限が厳しいです。そのため、どうしても実現したい間取りや導入したい設備・仕様がある場合は、工務店の方が実現しやすいといえます。
工期が短く、早く家を建てたい
一方、早く家を建てたいのであれば、工期が短いハウスメーカーが良いでしょう。ハウスメーカーは規格化されているため、建築部材や設備の生産が早いです。ただ、生産が早いからといって品質が悪いというわけではなく、むしろ規格化されているからこそ一定の品質を担保できているといえます。
安心、安全を最優先したい
また、安心・安全を優先したい場合もハウスメーカーが良いでしょう。ハウスメーカーの方が工務店よりも大規模なので、会社として体力があります。そのため、アフターフォローが工務店より充実しているので、建物に入居した後も安心感があります。さらに、ハウスメーカーは全国でたくさんの注文住宅を取り扱っています。ということは、今まで手掛けた住宅の数は工務店よりも多いので、ノウハウが蓄積されている点も安心感につながるでしょう。この章では、工務店・ハウスメーカーそれぞれに向いている人はどんな人か?という点について解説しました。
施工会社を決めるまでの流れと探し方
次に、施工会社を決めるまでの流れと探し方について解説します。施工会社を決めるまでの大まかな流れは以下の通りです。
- 家の条件を明確にする
- 各会社の情報収集
- 見積もり依頼先の絞り込み
- 施工会社の決定
以下より詳しく解説します。
家の条件を明確にする
まずは自分がどんな家に住みたいか?という「家の条件」を明確にしましょう。具体的には、以下のような点を決めます。
- 絶対に譲れない間取りや設備
- 将来の家族数から逆算した部屋数
- インテリアやデザインの雰囲気
たとえば、リビング・ダイニングが広々とした家が良い…キッチンにはこだわりたい…浴室は子ども入れる大きな浴槽が良い…など譲れないポイントを明確にします。また、特に夫婦で好みが異なることが多いインテリアやデザインについても話し合っておきましょう。この時点ではざっくりとしたイメージで構いません。
各会社の情報収集
ざっくとイメージできたら、次はそのイメージをよりクリアにしていきます。そのためには、ハウスメーカーや工務店へ資料請求したり、セミナーへ参加したりと情報収集が必要です。注文住宅の資料は価格帯別に用意されていることが多いため、予算に合わせた資料を取り寄せましょう。また、「デザイン住宅」や「高断熱住宅」など、家の特徴別に資料を用意していることもあります。いずれにしろ、前項で解説した「家の条件を明確にする」という点を済ませておけば、資料請求もしやすいです。資料で写真や工法などを確認しながら、自分の理想の家をより明確にイメージします。
見積もり依頼先の絞り込み
資料請求をして自分の作りたい家をイメージしたら、次は見積もりの依頼先を絞り込みます。見積もり依頼は複数の施工会社へ行っても問題ありません。ただし、その際は以下の点に注意して比較しましょう。
- 自分の希望が反映されているか
- 外構など「別途見積り」となっていないか
- 見積を提出されるまでの応対は丁寧かつ正確か
特に、見積もりに全ての工事内容が反映されているかは良く確認しましょう。つまり、別途料金を請求される可能性はないか?を確認するということです。この点は、各社の見積もり詳細を比較すれば分かりやすいでしょう。
施工会社の決定
見積りを比較したら施工会社を決定します。注文住宅を建築するときに施工会社と結ぶ契約は「工事請負契約」です。工事請負契約書には以下のようなことが記載されています。
- 工事内容
- 請負代金
- 工事の着工や完成時期
- 設計変更や追加工事の取り決め
- 請負代金の支払時期
工事請負契約を結ぶということは、施工会社へ正式に注文住宅の建築を発注するということです。そのため、間取りや工事金額、スケジュールなどは事前に良く確認してから契約書へは署名・捺印しましょう。
あなたに合った施工会社を選びましょう
このように、ハウスメーカーや工務店は規模や工法など異なる点が多いです。また、それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分に合った施工会社はハウスメーカーなのか?工務店なのか?をきちんと考えましょう。その判断材料には「施工会社の情報」が必須となるため、住宅カタログを取り寄せてみることをおすすめします。
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